食欲不振の愛猫へのご飯の食べさせ方

「元気そうなのにご飯を食べない」

「今までと同じものをあげているのに食べなくなった」

「食欲がなさそうだけど、なんとか食べさせたい」

愛猫がご飯を食べないと飼い主は心配になりますよね。

猫は、食べたいときに食べたい分量を食べる習性のある動物です。

そのため、1食ご飯を食べないくらいは特に珍しいことではありません。

まずは、体調などいつもと違うところはないか、よく猫を観察してみましょう。

目次

ご飯を食べないときの食べさせ方

ご飯をあげてみて、10分ほど食べる気配がなければ片づけます。

次の食事の時間になったら、食器を洗い、新しいものを少なめにあげてみてください。

おやつのような「一般食」は、「総合栄養食」のキャットフードに比べ、栄養が偏っていますので、あまり与えすぎないようにします。

ウェットフードは特に、裏面表記をみて「総合栄養食」かどうかをチェックしてくださいね。

運動させる

室内飼いの猫の場合、運動しないからお腹が空いていないということがあります。

ストレス解消にもなりますので、おもちゃなどを使って遊んであげてみてください。

キャットタワーや、登り下りできる場所を作るのも効果的です。

フードを変

味・匂いが気に入らない、飽きたといった場合は、違うフードに変えれば食べるようになります。

今まで食べていたものでも、急に食べなくなることがありますので、違う味や粒の大きさのものをあげてみてください。

その際は、今までのものに少しずつ新しいものを混ぜ、徐々に切り替えてくださいね。

ドライフードで、買った袋をそのまま保管にも使っているときは、酸化してしまって食べないこともあります。

保管するときは、小分けにして空気をできるだけ抜いて保存すると、風味が落ちるのを防げます。

ご飯に手を加える

ドライ・ウェットフード関係なく人肌程度に温めると食べてくれることがあります。

温めることで匂いが立ちますので、電子レンジでほんの少しだけ温めて与えてみてください。(熱くなりすぎないようご注意を。)

また、煮干しやかつおぶしの出汁をかけてふやかしたり、茹でたササミをトッピングする工夫もいいでしょう。

ドライフードの場合、煮干しやかつおぶしをティーバッグに詰め、保存容器に一緒に入れておくと簡単に香りづけできます。

食器を変える

深皿でご飯をあげているならば、器にヒゲが当たるのを嫌がって食べないこともあります。

食器は浅く大きめにし、高さを少しつけ、安定させてあげると、猫にとって食べやすくなりますよ。

金属製の食器皿を使っている場合は特に、器の素材を変えてみるのも手。

また、毎回食器を洗ってあげることも大事です。

食事環境を変えてみる

猫が安心してご飯を食べられるように、食事場所をダンボールで覆ってあげると、家族に迎えたての子には特に有効です。

他のペットや小さなお子様がいる場合は、食事の邪魔をされないようにしてあげましょう。

静かな環境で食べられるよう、音にも気をつかってあげるといいですね。

また、いつもとは違う場所でご飯をあげてみると、興味を持ってくれるかもしれません。

近くで見ていてあげる

食事の時間が楽しいものだと思えるように、そばについていてあげましょう。

「おいしそうだね」など、明るく声をかけることも試してみてください。

どうしても食べてくれないときは、手からあげたり、手で口元にもっていってみます。

いつものご飯に飽きちゃったり、そもそもお腹が空いていない可能性があるんですね。

なぜご飯を食べないのかを考えよう

  • 病気や口内トラブル
  • 与えているご飯・食器が嫌い
  • 運動不足・おやつの食べすぎでお腹が空いていない
  • 季節・繁殖期によるもの
  • 環境ストレス(引っ越し・模様替え・来客など)
  • 体質・加齢・老化

猫の食欲不振の理由として考えられるものを、大まかにあげてみました。

元気そうだけど食べない場合はともかく、明らかに元気がなかったり、下痢や嘔吐、発熱など他の症状もあれば、診察してもらうようにしてください。

わたしたちも気分次第で食事も喉を通らなくなることもありますよね・・・。そんな時は是非とも気分転換したいものです!

どれくらい食欲不振が続いたら病院へ行くべきか

病院に連れていったほうがいいのか心配な方は、受診する目安にしてみてください。

もし体調が悪そうなら、記載時間に関係なく受診してくださいね。

食欲不振と判定するための「食べていない時間」は年齢によって違います。食欲がないのが、

1-2カ月齢の幼猫では8時間以内、

2-3カ月齢では12時間以内、

3-4カ月齢では16時間以内、

1歳以上の成猫で24時間以内

であれば、とくに異常ともいえません。

(中略)

・病気の症状と食欲不振が24時間続いてみられた
・他の症状はないが、全く食べない、全く水を飲まないのが36時間続いた
・他の症状はないが、食欲が落ちて72時間経っても改善しないとき

すぐに病院に行ってください。

(引用)JBVP一般社団法人日本臨床獣医学フォーラムより

最後に

なぜ食べないのかを知り、原因を取り除くことは、飼い主の大事なつとめです。

こだわりの強い猫の場合、工夫しても食べてくれないことだってあります。

けれど、食べないからといって、嫌がるものを無理に食べさせようとしたりすると、それが猫のストレスになりかねないので注意してくださいね。

猫の健康な体は食事から。

大切な家族と長く一緒にいられるように、日ごろから食事に気を配ってあげたいですね。

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