猫が嫌いな音を知っていますか?猫と生活する上で、できれば猫に余計なストレスを与えたくないものですね。
猫が嫌いな音を出すことは、猫に嫌われてしまう原因にもなるため本来は出すべきではありませんが、使い方次第ではしつけに利用することもできます。
そこで今回は、猫が嫌いな音やしつけに利用する方法についてご紹介します。
猫が嫌いな音は?
猫は聴覚が優れており、人間が聞きとれない音を聞くことができます。そんな猫はどんな音が嫌いなのでしょうか。
猫が嫌いな音
- 掃除機
- ドライヤー
- 怒鳴り声
- くしゃみ
- 手を叩く音
- ドタドタと歩く足音
- 花火や雷の音
- 男性の低く大きい声
- エアダスターのシュー音
- 金属音
- 鈴
- 蚊の羽音
- 超音波
猫の嫌いな音はさまざまありますが、共通しているのは「大きな音」ということではないでしょうか。
人間にとってはささいな音であっても、聴覚の優れた猫にとっては大きな音に聞こえます。
また、エアダスターのシュー音は、猫の天敵である蛇の「シューッ」という威嚇の音に聞こえ、猫は本能で危険を感じてしまうためそこまで大きな音でなくても嫌いです。
猫に危険な音も
猫が嫌いな音の中には、聞かせることを避けるべき危険な音も存在します。
猫に危険な音は金属の甲高い音で、不整脈を起こしたりけいれん発作を起こす可能性があるため注意が必要です。
猫に危険な音は以下の通りです。
- 金属製のスプーンで猫の食器をカンカンと叩く
- 数本の鍵をチャリチャリと慣らす
- アルミホイルを丸めるときのクシャクシャとした音
猫が嫌いな音をしつけに利用する方法
猫が嫌いな音をしつけに利用するときは、しつけをするのに向いている猫の嫌いな音を利用しなければ意味がありません。
しつけに向いている猫の嫌いな音は、男性の低い声やエアダスターのシュー音、蚊の羽音や超音波です。
最近ではスマートフォンのアプリや、YouTubeなどでも猫が嫌いな音を入手することができます。
これらの猫が嫌いな音は、猫がやってはいけないこと教えるためのしつけで利用してください。例えば入ってはいけない場所に入った瞬間に嫌いな音を出すと、猫は「ここに入ったら嫌なことが起こる」と学習してくれます。
ただし、猫が嫌いな音は猫によっても異なるため、必ずしも音を出すことがしつけに有効というわけではないことを忘れないようにしましょう。
猫に嫌いな音を利用してしつけを行うときの注意点
猫に嫌いな音を利用してしつけを行うときは、飼い主さんが音を出していることに気づかれないようにしなければいけません。
飼い主さんが嫌いな音を出しているとわかると、猫に「この人は嫌いな音を出す嫌な人」と思われて信頼関係が壊れてしまうこともあります。
また、大きすぎる音は猫を怯えさせるだけ、金属の甲高い音は猫に危険が伴うため、しつけには利用しないようにしてください。
まとめ|猫が嫌いな音を知っておこう
今回は、猫が嫌いな音やしつけに利用する方法についてご紹介しました。
普段の生活で何気なく出している音が猫の嫌いな音であることもありますが、嫌いな音だとわかっていれば配慮してあげることはできますね。
音のない生活を送ることは不可能ですし、猫も毎日聞いている音であれば慣れてもくれますが、予想のできない音には注意してあげましょう。