猫にマイクロチップは装着するべき?メリットデメリットを徹底調査!

2019年の動物愛護管理法の改正によって、2022年6月から販売されるすべての猫へのマイクロチップの装着が義務化されます。

飼い主には努力義務でとどまりますが、マイクロチップの装着はどんどん身近なものとなってきていますね。

動物保護団体や自治体によっては、譲渡する猫にマイクロチップの装着を義務化しているところもありますが、マイクロチップは本当に必要なのかと疑問に思う人もいるでしょう。

そこで今回は、猫にマイクロチップを装着するメリットデメリットを徹底調査!

マイクロチップのことを知って、愛猫に装着すべきかよく考えてみましょう。

環境省「改正動物愛護管理法の概要」へのリンクはこちら

目次

そもそもマイクロチップとは

そもそも、猫に装着するマイクロチップとはどのようなものなのでしょうか。

マイクロチップの大きさと記録されている情報

猫に装着されるマイクロチップにはさまざまな種類がありますが、直径が約2mm、長さが約8mm~13mmほどの小さな電子標識器具です。

チップは体内に埋め込んでも悪影響のない生態適合ガラスやポリマーで覆われおり、マイクロチップには、世界で唯一の15ケタの番号が記録されます。

記録される番号は以下の4つです。

  1. 国(3ケタ=日本は392)
  2. 動物の種類(2ケタ=ペットは14)
  3. メーカー(2ケタ)
  4. 個体番号(8ケタ)

専用のリーダー(読取器)をかざすと、上記の番号が認識されます。

マイクロチップ装着にかかる費用

猫の装着に使用するマイクロチップ自体は無料です。

しかし、マイクロチップは動物病院で装着してもらう必要があるため、埋め込むための施術費用として3,000円~10,000円程度かかります。(動物病院によって異なる)

また、別に登録料として1,000円が必要になります。

自治体によってはマイクロチップの装着に助成金や補助金を出してくれるところもあるので、問い合わせてみるといいでしょう。

「存在は知っていたけど、どういうものは知らなかった」という方が結構多いのではないでしょうか?

猫にマイクロチップを装着するメリット

では、猫にマイクロチップを装着するメリットは、どんなことがあるのでしょうか。

すぐに飼い主の身元が特定できる

マイクロチップの1番のメリットは、すぐに飼い主が特定できることです。

愛猫がもし迷子になってしまっても、誰かが保護して動物病院に連れていったり、保健所に収容されれば読取りリーダーが必ずあるので、すぐに連絡をもらうことができるでしょう。

また、環境庁によると、実際に災害が起こったときに「鑑札」やマイクロチップをつけていたペットが飼い主のもとに無事戻れた、という例も多数あります。

猫は「鑑札」がないだけでなく、首輪や迷子札など外れてしまうことも考えると、マイクロチップは大いに役立ちますね。

環境省「熊本地震におけるペットの被災概況」へのリンクはこちら

猫のストレスが少なく、健康管理もできる

マイクロチップの装着は、猫の首の後ろあたりの皮下組織に注射器のような専用の注入器で埋め込むため、注射の痛みと同等程度です。

麻酔や鎮静剤といった薬を使用するわけでもなく、簡単に装着できるため猫にかかるストレスも少なくすみます。

マイクロチップによってはかざすだけで体温測定ができるものもあり、お尻に体温計を入れることが嫌な猫には嬉しい機能と言えるでしょう。

また、1度装着すれば30年間は使用できることや、なくしてしまう心配もないことから、「再度埋め込まなくてはいけない」ということもありません。

照会だけではなく、健康管理も担ってくれます!

猫にマイクロチップを装着するデメリット

マイクロチップを装着することをためらう飼い主が多いのは、猫の体に悪影響があるのではないか、という心配からでしょう。

ここでは、マイクロチップを装着するデメリットをご紹介します。

破壊や移動が起こることも

現在のマイクロチップは、猫の体に悪影響はないとされています。

しかし、マイクロチップを装着して数日は、激しい運動を避けないと破壊されてしまって機能しなくなったり、ほかの場所に移動してしまうこともあるので注意しましょう。

読み取り専用リーダーが必要

マイクロチップの読取りには専用リーダーが必要ですが、保健所や動物愛護センター、動物病院などに足を運ぶ必要があります。

警察署や動物保護施設などに用意されていることもありますが、すべてではないため、マイクロチップの読取りをお願いしたい場合は事前に確認するようにしましょう。

登録情報を更新する必要がある

猫にマイクロチップを装着したら、登録をするだけでなく、登録情報に変更があればその都度更新しなければいけません。

また、譲渡された猫や野良猫を保護した場合も、マイクロチップの有無を確認し、正式な家族となったときは飼い主変更手続き(無料)が必要です。

猫にとってのデメリットは特に無いようです。

まとめ|マイクロチップは命綱

今回は、猫のマイクロチップの装着についてご紹介しました。

メリットデメリットはそれぞれありますが、メリットのほうが大きく上回るのは一目瞭然ですね。

大切な家族の一員である愛猫が、もし迷子になったら…?災害が起きたら…?

この記事が、マイクロチップの装着について考えるきっかけとなれば幸いです。

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