愛猫のためにキャットタワーを使用している飼い主さんは多いでしょう。猫の必須アイテムでもあるキャットタワーですが、しっかり対策を行っていないと思わぬ事故が起きることも。
そこで今回は、キャットタワーで起こる事故や、安全に使用してもらうための対策をご紹介します。
キャットタワーで起こる事故
猫に安全にキャットタワーを使用してもらうためにも、キャットタワーで起こる可能性のある事故を知っておきましょう。
キャットタワーの転倒
猫が興奮して勢いよくキャットタワーに登ったり降りたりすることで、キャットタワーが転倒してしまうことがあります。
多頭飼いの家では、2匹の猫がキャットタワーの上で遊んでいて倒れてしまったということも。転倒してきたキャットタワーによって、猫も飼い主さんもケガをしてしまう恐れがあり、とても危険です。
キャットタワーが折れる
猫がキャットタワーの頂上から別の場所にジャンプしようとしたり、勢いよくキャットタワーに飛び乗ったりしたときに、キャットタワーの強度不足で支柱が折れてしまうことがあります。
大型猫種や多頭飼いの家で多い事故ですが、支柱が折れることによってキャットタワーから猫が落ちてしまったり、キャットタワーが転倒することもあります。
キャットタワーのおもちゃが原因の事故も
現在はさまざまなキャットタワーが販売されていますが、おもちゃが備え付けられているキャットタワーでは、おもちゃの誤飲に注意しなければいけません。
また、備えつけられたおもちゃに爪が引っかかり、抜けなくなって暴れるといったこともあります。
爪が折れるといったケガをしたり、暴れることでキャットタワーが転倒してしまうこともあるため、おもちゃが原因で事故が起こる可能性があることも覚えておきましょう。
猫がキャットタワーから落ちる
猫のキャットタワーの落下事故は意外にも少ないことではありません。キャットタワーの中板が狭い、材質が滑りやすいといったことが原因であることもあります。
猫の安全を守るためにできる対策は?
では、猫の安全を守るためにどんな対策を行ったらいいのでしょうか。
キャットタワーの見直し
キャットタワーの転倒や、支柱が折れる、猫が落ちるといった事故は、キャットタワーの強度や材質、置き型タイプか突っ張りタイプかを見直すことで防ぐことができます。
キャットタワーは使用しているうちに劣化するため、キャットタワーによっては1年や3年で買い替えなければいけないこともあります。
キャットタワーの周りに物を置かない
キャットタワーの周りに、猫にとって危険なものは置かないようにしましょう。猫がもし落ちてしまったときに体をぶつけてしまうことがあれば、ケガをしてしまう可能性もあります。
また、キッチンのそばにキャットタワーを置くのもやめておきましょう。調理中に猫が突然大ジャンプをしてくれば、火傷や包丁によるケガの可能性もゼロではありません。
キャットタワーの組み立てや取り付けはしっかり行う
キャットタワーにはさまざまな種類があり、組み立て方や設置方法も異なります。説明書の通りに組み立てを行い、ネジなどはしっかり締めておきましょう。
また、置き型タイプでは安定してぐらぐらしない場所に設置したり、突っ張りタイプではしっかりと固定してぐらつかないように確認してください。
まとめ|猫のためにもキャットタワーは安全なものを選ぼう
今回は、キャットタワーで起こる事故や対策についてご紹介しました。
今回ご紹介した事故の中には、キャットタワーに限らず家具などでも起こりうる可能性のある事故もあります。
猫の安全を守るためにも、キャットタワーは猫の安全に配慮されたものを選ぶ、家具などはしっかり固定するなど、猫が事故に合わないように考えてあげましょう。