テレビを見ていると、一心不乱に『ちゅーる』にむさぼりつく猫を見たことがありますよね。
「ちゅーるってそんなにすごいの……?」「なにかいけないものが入ってるんじゃ……?」と、不安になりそうな食いつきっぷりですが、そもそも『ちゅーる』って何ヶ月頃から与えても良いかご存知ですか?
また、与えすぎるとどんな症状が現れるのか、さらには『ちゅーる』をあげるべきタイミングや、なぜあそこまで食いつくのかその理由についてもまとめてみました。
これから猫を飼おうと考えている方や、『ちゅーる』を与えようと思っているけれど健康に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください!
猫に喜ばれる『ちゅーる』今すぐあげても大丈夫?
猫を飼ったら絶対やりたいと考えていた『ちゅーる』
CMで見る姿があまりにもかわいいからこそ、子猫を迎えてすぐに与えたいとソワソワしてる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
かくいう私もその一人
しかし、子猫の状態でちゅーるをあげることに、問題はないのでしょうか。
生後6か月未満はあげない方がいい
『ちゅーる』公式サイトを確認してみると、FAQページにこのような質問と答えが紹介されていました。
Q.子猫に成猫用のちゅ~るをあたえても大丈夫ですか?
A.生後6ヶ月を目安にすこしずつお与えください。
FAQ | ちゃおちゅ〜る | いなばペットフード株式会社 (ciao-churu.fun)
このように、『ちゅーる』公式でも【生後6か月を目安に与えてほしい】ということが書かれていました。
また、『ちゅーる』は栄養素が高く、たんぱく質も豊富に含まれていることから、1日4回までを目安として与えてほしいということも紹介されていました。
現在いなばでは子猫用の『ちゅーる』も販売されています。
成猫用と比べると、カロリーがやや高く、激しく動き回るわんぱくな子猫に合わせたカロリーを、1袋で気軽に摂取できるようになっています。
このことからも分かるように、できる限り月齢に合わせた『ちゅーる』を選んであげたほうが、猫にも飼い主にも安心だということが分かります。
そもそも子猫におやつは必要ではない
また、子猫の頃はあまりおやつは必要ないとも言われています。
というのも、子猫用の餌にはすでに必要な栄養素がしっかりと含まれています。そのため、それ以上に栄養素を摂取しても、肥満や栄養過多の原因となってしまうのです。
『ちゅーる』をあげたことで盛大に喜び、『ちゅーる』にむさぼりつく子猫を見守りたい!という気持ちは分かりますが、栄養面を鑑みると、そこまでの回数あげる必要がないことが分かります。
猫に『ちゅーる』をあげるとどうしてあんなに喜ぶの?
『ちゅーる』公式の発表だと、
1位【まぐろ】
2位【とりささみ】
3位【かつお】
4位【宗田かつお&鰹節】
5位【総合栄養食 まぐろ】
という順位に人気なことが分かっています。
このランキングからもうかがえるように、『ちゅーる』発売当初から販売されている「まぐろ」がダントツの1位
確かに、1位から5位までを見ても、まぐろベースのフレーバーの『ちゅーる』の方が人気があることが分かります。
その理由には、猫の性質と、日本の流通が関係しています。
まぐろフレーバーが人気の理由①猫の性質
まぐろフレーバーの『ちゅーる』が猫に喜ばれる理由1つ目として、猫の性質が関係しています。
猫は味覚がとても敏感で、新鮮な食べ物を好む傾向があります。極端な話、お肉とお魚の両方を出されても、お肉の鮮度が悪く、魚の鮮度が高ければ魚に食いつくようなんです。
まぐろフレーバーが人気の理由②日本のマグロの流通
日本では魚を生で食べる機会が、他の国よりも盛ん。お寿司やお刺身など、まぐろは主に生食でいただくことが多いですよね。
その背景から、まぐろの流通インフラが諸外国と比べて整っており、その上ツナ缶などの製法もこだわっていることから、日本のまぐろは鮮度に大きな自信があると言われています。
このように、
- 猫は鮮度が高いものが好き
- 日本のまぐろの流通インフラが良く、新鮮なものを新鮮な状態で加工できる
という2点から、鮮度の高い『ちゅーる』を作り上げる日本だからこそ、猫の性質を捉え、あんなに喜んで食べてくれるおやつを作ることができるのです。
このまぐろの鮮度は、『ちゅーる』の本社の方も絶対的自信を持っているそう。
だからこそ、あんなに食いつきが良いんですね!納得!
猫に『ちゅーる』をあげすぎると肥満になる可能性がある
大喜びで食べてくれるからこそ、たくさん与えたくなってしまうのが『ちゅーる』の魅力。
でも、あまりに与えすぎると、肥満に見舞われることがあるのです。
子猫の場合は、毎日活発に動き回ることから、カロリーをたくさん消費は問題なく間に合います。
しかし、成猫になると、日中は寝て過ごし、ちょっと遊び、やっぱり寝るという習慣になるため、子猫のようにカロリーを消費しなくなります。
また、大人になるにつれて、猫自体の代謝も低下してしまうため、人間の大人のように体脂肪率が増えてしまいます。その結果、成猫も肥満化してしまいやすいと言えるのです。
『ちゅーる』をあげるべきタイミングとは?
では具体的に、どのようなタイミングで『ちゅーる』をあげると良いのでしょうか。大きく分けて3つのタイミングがあると言えます。
ご褒美
猫が喜ぶ『ちゅーる』だからこそ、お利口にお留守番をしていたときや、上手にトイレができたときなど、猫を褒めたいときに与えてあげるのが良いでしょう。
そうすることで、猫のしつけにも役立ちますから、猫にとっても飼い主にとっても、取り入れるべきタイミングと言えます。
コミュニケーション
まだ家や人に慣れず、うまくコミュニケーションが取れないといった場合にも『ちゅーる』は効果的。
猫に対して「おいしいものをくれる人」という印象をしっかり植え付けられるため、猫とあなたの距離も、ぐっと近づくようになります。
元気がないときに
どことなく元気がないというタイミングにも『ちゅーる』はおすすめです。
何らかの事情があってお外に出られず退屈そうにしていたり、他の猫と喧嘩をしてしまい落ち込んでいるときなど、元気がないと感じた際にも『ちゅーる』を与えることで、すぐに元気になってくれるようになりますよ。
シニアや子猫などそれぞれの月齢や状況にに合ったおやつを選ぼう
現在80種類以上販売されている大人気商品の『ちゅーる』
猫が『ちゅーる』を大好きになってしまう理由には、
- まぐろの新鮮さをしっかりと保っている
- 新鮮なご飯を好む猫の性質
が関係しているということが分かりました。
コミュニケーションを図るためにたくさんあげたい『ちゅーる』ですが、猫の体のためにも、1日の量をきちんと守って、健やかな成長を助ける1つの手段として用いるように心がけていきましょう。
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