猫をお迎えするなら野良猫や保護猫も検討を!魅力ある最高の家族に!

自由気ままで愛くるしい猫。そんなかわいい猫をお迎えしたいと思う人は増えています。ペットショップに足を運べば、可愛らしい子猫たちがたくさん販売されていますね。

しかし、たくさんの野良猫や保護猫たちが新しい家族を求めていることをご存知ですか?

そこで今回は、猫をお迎えするなら野良猫や保護猫という選択肢もあることや、あえて野良猫や保護猫をおすすめする理由をご紹介します。

新しく猫をお迎えしたいと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね!

目次

野良猫や保護猫をお迎えするという選択肢もある

新しく猫を家族に迎え入れようと思ったら、まずペットショップやブリーダーが頭に浮かぶのではないでしょうか。

近年は「保護猫」という言葉も確立してきたように、保健所や保護団体からお迎えすることもできます。

また、野良猫や地域猫のように、外の過酷な環境で生活している猫を迎え入れることも難しいことではありません。

どうして猫を保護することが現在注目されてきているのでしょうか?ここで詳しく見ていきましょう。

野良猫や保護猫は救える命

猫の「命」は物ではありません。ペットショップで販売されている子猫も、野良猫も保護猫もみな同じ命です。

残念ながら、日本は海外諸国から、ペット後進国ペット三流国と言われています。

それもそのはず、多くのペット先進国ではペットショップでの生態販売を禁止していたり、禁止されていなくても道徳観や倫理観からショーケースに入れて販売することはあまりありません。

ですから、猫をお迎えしようと思ったら、ブリーダーや保護施設から迎え入れるか、自分で野良猫を保護するなどが一般に浸透しているのです。

当たり前のようにショーケースに入れられているけど、「当たり前」じゃないんですね・・・。

殺処分の現状に目を背けないで

少し暗い話になりますが、2019年度(2019年4月1日~2020年3月31日)猫の殺処分数は27,108頭です。そのうち18,176頭は幼齢個体=子猫という現実があります。

もちろん、殺処分をなくそうとする働きも活発に行われており、年々減ってきてはいますが、それでも1日に74.3頭の猫が命を落としているということに目を背けてはいけませんね。

環境省の「犬・猫の引取り及び処分の状況について」のリンクはこちらhttps://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

野良猫や保護猫はなつかないと思っていませんか?

野良猫や保護猫ではなく、ペットショップやブリーダーから子猫を迎え入れる理由に、「子猫から育てないとなつかない」と思っている人も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、野良猫や保護猫はなつかないという誤解を解いていきましょう。

子猫じゃないとなつかないということはない

野良猫も保護猫も販売されている子猫も、みんな猫であることに変わりはありません。性格や育った環境が違うだけです。

想像してみてください。もしあなたが、突然まったく見知らぬ人の家族になったら…?戸惑いや不安を覚えることでしょう。

それは猫も同じです。ですから、子猫じゃないとなつかないというわけではなく、慣れるまで戸惑っているだけなのです。

生まれがどうであれ、あなたのお宅で過ごす猫ちゃんは唯一無二の存在になりますよ!

時間がかかることもあるがちゃんと心を開いてくれる

人の愛情を知らずに育った野良猫や保護猫は、どう接していいかわからずに素っ気ない態度を取ることがあります。

そんな態度が「なつかない」と思わせているのかもしれませんが、どんな猫であっても飼い主の愛情を感じ信頼できるとわかればちゃんと心を開いてくれますよ!

野良猫や保護猫は魅力がいっぱい!

野良猫や保護猫は子猫ばかりとは限りません。成猫や老猫など、いろんな年齢の猫がいますが、1つ言えることは底なしの魅力があるということです。

ここでは、野良猫や保護猫の魅力をご紹介します。

おとな猫ならではの魅了やメリットも!

小さくてモフモフで、テチテチと歩く子猫はかわいいものです。しかし、おとな猫も負けてはいません。

甘え上手な猫もいれば、肝の据わった猫もおり、貫禄すら感じられることもあるでしょう。何と言っても性格が出来上がっているので、その猫に無理させずに合わせてあげられるというメリットもあります。

少しずつの変化に愛おしさを感じる

野良猫や保護猫をお迎えする1番の魅力と言えば、日々の変化が目に見えてわかることでしょう。表情や仕草の1つ1つが愛らしく、1つの命を救ったと実感できるかもしれません。

また、警戒心むき出しだった猫が心を開いて甘えてきたら、その喜びもひとしおですよ!

変化するのは子猫だけではなく、おとな猫も飼い主さんと一緒に変化していくんです!

まとめ|野良猫や保護猫も幸せになる権利がある

今回は、野良猫や保護猫についてご紹介しました。ペットショップやブリーダーの子猫も、野良猫や保護猫もみんな同じ命を持っています。

殺処分などで命が絶たれる現状を踏まえ、猫をお迎えするときはぜひ野良猫や保護猫を選択肢の1つに入れて頂けたら幸いです。

どこから猫をお迎えするにしても、この世に生まれてきた猫たちが愛情を感じ幸せに暮らせるよう尽力したいものですね。

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