室内飼いの猫だからノミに寄生されることなない…と思っている飼い主さんは少なくありません。
確かに放し飼いをされている猫に比べればリスクは低いですが、例え室内飼いの猫であってもノミに寄生される可能性は十分に考えられるのです。
そこで今回は、猫にノミがいた場合の取り方や予防法についてご紹介します。
室内飼いの猫なのになぜ?
そもそも、室内飼いの猫にノミが寄生するのはなぜでしょうか。
ほかのペットからもらった
室内飼いの猫にノミが寄生する原因として考えられるのは、ほかのペットからもらってしまうことです。
例えば一緒に飼っている犬であったり、同じ集合住宅で猫や犬を飼っている人がいたり、動物病院を利用して待合室にいるほかのペットからノミをもらってしまうことも。
こういった、さまざまな可能性があることは十分に考えておかなければいけません。
人間の衣服や持ち物に付いてきた
猫に寄生するノミは、人間の衣服や持ち物、靴などにも付いてきてしまう厄介者です。
自分自身だけでなく、家族や友人、宅配業者といった人間によって持ち込まれる可能性もゼロではないのです。
ノミは体長が1~2mmほどととても小さいですが、ジャンプ力は体長の100倍。人間の足元に付いてしまったらなかなか気付くことはできませんね。
猫のノミの取り方
では、猫にノミが寄生していたらどうしたらいいのでしょうか。
ノミ取りグシで取る
猫用のブラシの中には、ノミ取りグシも販売されています。
とかすだけで猫に寄生したノミを取ることができ、手軽で簡単なので使用しやすいです。しかし、取り除いたノミの扱いには注意が必要!
ノミの繁殖力はすさまじいため、取り除いたノミは粘着テープに貼り付け、そのまま水の中に入れて駆除しましょう。
ノミ取りシャンプーで駆除する
猫用のノミ取りシャンプーを使用する方法もあります。
シャンプーするだけで猫に寄生したノミだけでなく、ノミの卵やフンも洗い流すことができます。
猫が泡を舐めないように注意は必要ですが、ノミは水に弱いためしっかり駆除することができるでしょう。
ノミ駆除薬
動物病院を受診して、ノミ駆除薬を処方してもらう方法も。
猫のノミ駆除薬は市販でも販売されていますが、やはり動物病院で処方してもらったほうが猫のためにも安心です。
効果は絶大で副作用も少ないため、確実にノミを駆除したい場合は動物病院を受診しましょう。
猫のノミの予防法は?
普段から猫がノミに寄生されるのを予防するためには、こまめなブラッシングと、こまめな部屋の掃除です。
また、動物病院では1ヶ月間効果が持続するノミ・マダニ駆除薬を処方してもらうことができるため、ブラッシングや掃除と併せて使用すると効果的と言えるでしょう。
まとめ|猫にノミがいたら早期駆除を心がけよう!
今回は、猫にノミがいた場合の取り方や予防法についてご紹介しました。
室内飼いの猫であってもノミに寄生される可能性はあり、見つけたときはすぐに駆除してあげることが大切です。
そのためにも、普段からブラッシングやマッサージなどをして、猫の体のチェックをしてあげるようにしましょう。