「猫にキャットタワーを買おう!」
そう思って店舗のペットコーナーやインターネットのショップを覗いてみると、色々なキャットタワーが無数に売られています。
「たくさんありすぎてどれを選べばいいかわからない・・・」
「大きな買い物だし、失敗したくない」
そんなお悩みを解決するために、今回は『キャットタワーの選び方』について、再度焦点をあてて記事にします。
以前の記事ではキャットタワーの購入時期や選び方のポイント、メリットやデメリットを中心にご紹介しました。
今回はさらに、『飼い猫にぴったりなキャットタワーを選ぶためのポイント』と、『おすすめ商品4選』をご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
キャットタワーの選び方 種類とポイント
「色々なキャットタワーがあるのはわかるけど、どう見たらいいかわからない」
無数にあるキャットタワーにも、よーく見ると“種類”があります。
【キャットタワーの種類とポイント】
- 設置方法
- 全体&天板の大きさ
- 素材
設置方法
【キャットタワーの設置方法】
- 据え置きタイプ
- 突っ張りタイプ
キャットタワーの設置方法は大きく分けて『据え置き』と『突っ張り』の2種類です。
据え置きタイプ
『据え置きタイプ』は、安定性を守るために重心が下にあり、床面積が広めに必要です。
設置も移動も置くだけなので、簡単に設置できるのが利点。
高所からの落下の心配のある子猫や老猫やおとなしい猫におすすめです。
突っ張りタイプ
『突っ張りタイプ』は天井と床で突っ張り、空間を縦に使うため比較的省スペース。
ネジや留め具を使って設置するため、設置や移動には手間がかかります。
かなり高さがあるので、高所が好きなアクティブな猫にぴったりです。
また部屋に猫専用のプライベートスペースを作りたい場合にもおすすめです。
全体&天板の大きさ
キャットタワーの大きさは『設置場所の広さ』や『猫の体長』によって選びます。
猫にとっては大きく背の高いキャットタワーの方が遊び甲斐があるということもありますが、部屋のスペースを占領しすぎてしまわないように、“設置予定の場所”と“キャットタワーの床面積”はきちんと測って確認しましょう。
『猫の体長』は、猫を横たえた時の胸からお尻までの長さです。
キャットタワーの天板やハンモック、ベッドなどの“付属品の大きさ”が体長よりずっと小さいようなら、設置しても猫が使ってくれず無駄になってしまうため、こちらのサイズも確認して購入しましょう。
素材・材質
【キャットタワーの材質】
- 麻・綿・パイル・ボアなどの布製
- 木製
- 金属製
- 段ボールなど 紙製
布製
最も一般的なキャットタワーは、土台に布を貼り付けた“布製”の材質のものが多いです。
支柱が麻縄素材であれば“爪とぎ”にもなって一石二鳥です。
木製・金属製
木製や金属製のキャットタワーは、お部屋のインテリアにもなるオシャレなものが多いです。
ただし、猫が足を滑らせないようすべり止めをつけたり、爪とぎを別で用意したりしなくてはいけません。
段ボール製
段ボールなどの紙製は爪とぎになり安価ですが、耐久性が低いので定期的に交換が必要です。
おすすめのキャットタワー4選
それではおすすめのキャットタワーをシチュエーション別にご紹介します。
大型猫×多頭飼い
設置方法 | 据え置きタイプ |
価格 | 7,980円(税込) |
材質 | 台座・ステップ台:パーティクルボード(集成材) 表地素材:ポリエステル 爪とぎ支柱:麻縄 |
サイズ | 台座:幅50cm×奥行50cm 高さ:145cm |
付属品 | フック付きハンモック |
ハウスやルーフ、ハンモックといった猫が遊べるところがたくさん盛り込まれた、格安据え置きタイプのキャットタワー。
広めのクッション付きのルーフと少し狭めのハウスがあるので、中型×大型猫の多頭飼いにおすすめ。
ただし激安な分、布や麻縄の劣化による買い換えや補修は必要です。
子猫からシニアまで×成長に合わせてカスタマイズ
設置方法 | 据え置きタイプ |
価格 | 18,800円(税込) |
材質 | 台座・ステップ台:集成材 表地素材:ポリエステル 爪とぎ支柱:麻縄 |
サイズ | 台座:幅60cm×奥行49cm 高さ:161cm(ミニタワー:94cm) |
付属品 | マット、ハンモック、透明ボウル |
猫の成長に合わせてハイタワーとミニタワーの2パターンに組み替えることができます。
ストレート階段でシンプルな構造の据え置き型キャットタワー。
最上階にはマット、ハンモック、透明ボウルの3種類の付属アイテムを気分次第で取り付けられます。
超コンパクト×使い捨て
設置方法 | 据え置きタイプ |
価格 | 4,980円(税込) |
材質 | 段ボール |
サイズ | 幅53.5cm×奥行30cm 高さ:71cm |
付属品 | – |
全体が爪とぎになる圧縮段ボール製キャットタワー。
簡易的にコンパクトな使い捨てキャットタワーがほしい場合におすすめです。
耐荷重40kgと丈夫な作りですが、ハウス内は大型猫には少し狭めのため小型~中型向け。
ただし、段ボール製のため爪とぎすると細かいゴミが出るので注意です。
シンプル×長持ち
設置方法 | 突っ張りタイプ |
価格 | 44,000円(税込) |
材質 | 台座・ステップ台:木材 爪とぎ支柱:麻縄 |
サイズ | 台座:幅30cm×奥行30cm 高さ:256cm~266cm |
付属品 | – |
天然素材で猫の安心安全を考えたキャットタワー。
ネジを回すだけで簡単に固定する省スペースな突っ張りタイプ。
台座、天板、支柱の超シンプル設計なので、DIYで好みの装備を追加するのも◎。
交換パーツも購入可で、一生使えるキャットタワーです。
まとめ|失敗しないために キャットタワーは『選ぶ』
ということで今回は、『飼い猫にぴったりなキャットタワーを選ぶためのポイント』と、『おすすめ商品4選』をご紹介しました。
気になるキャットタワーは見つかりましたか?
見た目や価格も重要ですが、“飼い猫に合う”キャットタワーを選ぶことがもっとも大切なことです。
部屋の環境や猫の成長段階、今後の補修・メンテナンスなど、よ~く吟味して購入しましょう。