シニア猫にマッサージってしていい?メリットや方法をご紹介!

シニアになった愛猫にマッサージをしていますか?

シニアになるとあちこちが衰えてくるため、「マッサージなんかして大丈夫かな?」と思うこともあるでしょう。

そこで今回は、動物介護士の資格を持ち実際に介護をしていた筆者が、シニア猫のマッサージ方法をご紹介します。

シニア猫の飼い主さんは、ぜひ参考にしてくださいね!

目次

シニア猫にもマッサージをする理由!

マッサージには血行を促進して新陳代謝を促す効果がありますが、シニア猫にはそれだけでない効果をもたらしてくれます。

硬くなった筋肉をほぐす

猫もシニアになると、筋肉が硬くなる、関節が固くなるなど、目に見えない衰えが出てきます。

体が思うように動かなくなってしまうため、マッサージでほぐしてあげることが大切です。

リラックス効果

マッサージにはリラックス効果があり、猫のストレスの軽減にも役立ちます。

免疫力が低下したシニア猫にとってストレスは大敵!

心身共にリラックスしてもらうことができるマッサージは、シニア猫にとっても欠かせないものなのです。

シニア猫の全身マッサージのやり方

それではさっそく、シニア猫の全身マッサージの方法をご紹介します。マッサージは猫がリラックスした状態のときに行うようにしてください。

①首から肩

うつぶせになっている猫の首から肩にかけて優しくさするように揉んでください。

親指の腹でもみほぐすようなイメージで、5回ほど繰り返します。

②背中

猫の背骨を人差し指と親指の腹で挟むようなイメージで、首からしっぽの先に向かって優しく揉んでいきます。

こちらも5回ほど繰り返してください。このとき、力を入れずに触るぐらいの力加減で行いましょう。

③前足・後ろ足

足の付け根から足先に向かって軽く握るように揉んでいきます。前足、後ろ足と各5回ずつ行ってください。

このとき、足を強く引っ張ったり、強引に曲げたりせず、猫の自然な動きに合わせてくださいね。

④顔回り

両手で猫の顔を優しく包み、目の周りを中心に目頭から鼻、耳にかけて優しく親指の腹でさすってください。

猫の鼻涙管を刺激するイメージで、こちらも5回ほど繰り返します。

⑤屈伸

猫の足首あたりを持ち、真っすぐに優しく曲げ伸ばしをしてください。前足、後ろ足共に、各5回ほどずつ行います。

このとき、横に動かしたり足先が外側を向かないように注意しましょう。

シニア猫にマッサージをするときの注意点!

シニア猫のマッサージには注意点もあります。マッサージを行う前に、しっかり覚えておいてくださいね。

痛がったら病気の可能性も

シニア猫にするマッサージは力を入れる必要はありません。ですから、マッサージをしていて痛そうな様子が見られたら、何らかの病気を患っている可能性もあります。

そういった場合は、早めに動物病院を受診するようにしてください。

1度に全部を行わなくてもいい

猫が嫌がって逃げ出してしまうようであれば、無理に全部のマッサージを行う必要はありません。

今日は顔周りだけ、屈伸だけなど、猫の様子を見ながら行うようにしましょう。

まとめ|シニア猫にもマッサージをしてあげよう!

今回は、シニア猫のマッサージの方法を紹介しました。

シニア猫にマッサージをしてあげることで、体の負担を軽減することができたり、体の異変に気づきやすくなります。

シニアになった猫に快適に暮らしてもらうためにも、できる限りのサポートをしてあげましょう。

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