猫のブラッシング…みなさんはどれくらいの頻度で行っていますか?
飼い主さんの中には、猫は自分でお手入れをしているからブラッシングは必要ないと思っている人もいるでしょう。
そこで今回は、猫のブラッシングについてご紹介します。
ブラッシングの必要性ややり方など、愛猫のお手入れの参考にしてくださいね。
猫にブラッシングが必要な理由
猫にブラッシングはなぜ必要なのでしょうか。猫が喜ぶから?コミュニケーションの一環として?
それだけではない大切な理由があるのです。
毛球症予防
猫はきれい好きな生きものなので、常に自分の体を舐めてお手入れしています。
抜け毛や毛玉をそのままにしておくと、胃や腸にたまって毛球症になってしまうことも。最悪の場合は命に係わることもあるため、ブラッシングでしっかり予防してあげることが重要です。
病気の早期発見
猫にブラッシングをすることで、皮膚の異常に気づきやすくなります。ノミやダニの発見もしやすいでしょう。
ブラッシングをしていて何か気になることがあれば、早めに動物病院を受診してください。
血行促進で健康維持
ブラッシングにはマッサージ効果があるように、適度な刺激を与えることで血行促進や新陳代謝を促し、猫の健康を維持するサポートをしてくれます。
猫のブラッシングの方法
猫の毛並みを整えるだけではなくさまざまな恩恵のあるブラッシングですが、正しいやり方を知っていますか?せっかく猫にブラッシングをするのであれば、猫のストレスとならない方法で行いましょう。
ブラッシングの頻度
猫の適切なブラッシングの頻度は、長毛種であれば1日1~2回、短毛種であれば週に3~4回が目安です。
ただし、長毛種の猫を毎日しっかりお手入れするというのは、猫にとっても飼い主さんにとっても負担となるため、「今日は頭部だけ、今日は背中だけ」というように分けて行うといいでしょう。
毛並みに沿って
猫のブラッシングの正しいやり方の基本は、毛並みに沿って行うことです。
順序としては、頭→首の後ろ→背中→しっぽ→お腹→足→顔周りというように、少しずつ優しくブラッシングしてあげましょう。
猫にブラッシングをするときの注意点
猫のブラッシングは難しいものではありませんが、注意することもあります。猫にとってブラッシングが嫌な行為とならないよう、十分に気を付けましょう。
ブラッシングのタイミング
猫にブラッシングをするときは、猫がリラックスしているときに行います。
ごはんのときや寝ているとき、遊んでいるときなど猫の意識がほかのことに集中しているときはやめましょう。
無理をさせない
猫がブラッシングを嫌いにならないよう、無理をさせないことが大切です。
嫌がったらすぐにやめる、無理に押さえつけたりしないなど、猫の様子を見ながら行ってください。
力を入れすぎない
猫にブラッシングは痛くて不快なものだと思われないためにも、力を入れすぎないように注意してください。
ブラシではほどくことができないような毛玉があったときは、無理にとかそうとすると毛が引っ張られて痛い思いをさせてしまうため、ハサミなどで切ってしまいましょう。
まとめ|猫にブラッシングをしてあげよう!
今回は、猫のブラッシングについてご紹介しました。
猫にブラッシングをすることは、猫の健康を維持するためにも必要な行為です。
やり方や注意点に気を付けながら、猫のブラッシングを習慣にしましょう。