みなさんは猫が甘えたいと思っているときを気づいてあげられていますか?
足元にすり寄ってくるときなどはわかりやすいサインですが、猫の甘えたいサインはそれだけではありません。
そこで今回は、猫が甘えたいときに見せるサインについてご紹介します。
猫の気持ちをくんであげることは、ストレスを溜めさせないためにも大切なこと。猫の甘えたいサインを見逃さないためにもしっかり覚えておきましょう。
猫が甘えたい理由を知ろう
そもそも、猫はどんなときに甘えたいと思うのでしょうか。気分屋さんのイメージが強い猫ですが、きちんと甘えたい理由があります。
おねだりから
ごはんが欲しい、遊んで欲しい、撫でて欲しい、自分に注目して欲しいといったおねだりの気持ちから甘えてくることがあります。
人間でも何かをして欲しいときに甘える人がいますが、甘えられたらついつい何かしてあげたくなってしまいますね、そう考えると猫は甘え上手なのかもしれません。
不安から
家に知らない人が来た、環境に変化があったなど、猫にとって不安なことがあったときに甘えてくることがあります。
これは不安な気持ちを紛らわしたり、安心感を得るための行動です。
猫が甘えたいときに見せるサインは?
猫が甘えたいと思っているときを、できれば見逃さないであげたいものですね。では、猫が甘えたいときにはどんなサインを見せるのでしょうか。
猫が仰向けになってお腹を見せてくる
通称「ヘソ天」とも呼ばれる姿で、猫の急所であるお腹を見せてくれるのは信頼されている証です。
飼い主さんの前でヘソ天をしたときは、撫でて欲しい、触って欲しいと思っているときなので、優しく撫でてあげましょう。
また、猫によっては一緒に遊んで欲しいというサインのこともあります。
頭や顔をつけてくる
飼い主さんの体に、猫の頭や顔をつけてくるのも甘えたいサインです。
グリグリと力強く押しつけてくる猫やそっとつけてくる猫など、猫によってアピール方法は異なります。
ふみふみしてくる
猫が柔らかい布団や毛布などで前足を交互に動かし、ふみふみしている姿を見かけることがあるでしょう。
飼い主さんの体でふみふみをすることもあり、これはお母さんを思い出しているときのしぐさで甘えたいと思っているサインです。
猫パンチ
猫パンチにはさまざまな意味がありますが、優しいタッチの猫パンチは甘えたいときに見ることができます。
猫パンチまではいかなくても、前足でチョンチョンと触ってくるときはかまって欲しいときなので、猫の気持ちを察してあげましょう。
病気や体の痛みから甘えてくることもある?
基本的に猫は、体調が悪い、体が痛いといったときに甘えてくることはありません。できれば動かず、静かにすごしたいと思っています。
しかし、何かして欲しいことがあったり、体の違和感から不安になって甘えてくる猫もいるため、元気がないように見えて甘えてくるときはどこか体に異変がないかしっかり観察し、必要であれば動物病院を受診してください。
まとめ|猫が甘えたいときのサインを知ろう
今回は、猫が甘えたいときのサインについてご紹介しました。
猫はツンデレなところがあり、甘えてきたかと思ったらプイッとどこかに行ってしまうこともありますね。
しかし、それでも猫が甘えたいと思っているときは、思う存分甘えさせてあげましょう。
また、猫によってはたくさんかまってほしいと思う猫もいれば、少しだけしか触ってほしくないという猫もいるため、その猫に合わせてあげることも大切です。