猫が繰り出す猫パンチ。とってもかわいいしぐさですが、本気の猫パンチの威力は半端ない!
そんな猫パンチには、さまざまな意味があることをご存知ですか?よく観察してみると、猫は時と場合によって猫パンチを使い分けています。
猫パンチには、一体どんな意味があるのでしょうか。そこで今回は、猫パンチの意味や対処法をご紹介します。
甘えたい!
猫は飼い主さんに遊んでほしいときや、かまってほしいときに猫パンチをすることがあります。
軽くチョンとすることもあれば、不意打ちにパシッとすることも。猫の表情やその後の行動を見て一緒に遊んでほしいのか、かまってほしいのか見極めてあげましょう。
遊べないときはちゃんと声をかけて!
猫の甘えたいときの猫パンチは威力が弱いことがほとんどですが、毎回猫パンチをされるたびに反応してしまうと、猫も猫パンチをすれば遊んでもらえると思ってしまいます。
遊んでもらえるまで猫パンチを繰り出してくることもあるため、忙しくて手が離せないときなどは、「ちょっと待っててね」ときちんと伝えましょう。
遊びに熱中しちゃった!
猫と一緒に遊んでいるときに、突然猫パンチをされてしまうことがありますね。これは、遊びに熱中してヒートアップしてしまったときによく見られます。
じゃれているだけの猫パンチなら爪も出ず力も弱いですが、熱中して周りが見えなくなってしまったときの猫パンチは爪が出てしまったり、力が強くなりがちです。
痛いと感じたときは「ダメ」と教えてあげる
遊びに熱中してしまって猫パンチの力加減がわからなくなってしまっているときは、猫に「ダメ」と教えてあげましょう。
何度も繰り返すことで、猫は猫パンチの力加減を覚えてくれます。
機嫌が悪い!
猫は機嫌が悪いときに猫パンチをすることがあります。猫の嫌がることをしたときや、しつこくかまいすぎているときなど、我慢の限界のサインです。
いつもより少し強めの猫パンチをされてしまったときは、機嫌が悪くなってしまったと察してあげましょう。
機嫌を損ねてしまったら怒らずにそっとしてあげよう
猫の嫌がることをして猫パンチをされてしまったときは、それ以上は何もせずしばらくそっとしておいてあげましょう。
また、猫の体のどこかに痛みがあるとき、その部位を触ってしまっても強めの猫パンチをされることがあります。
猫に嫌がることをしていないのにこの猫パンチをされたときは、猫の体に異変がないかよく観察し、必要であれば動物病院を受診してください。
本気で怒ってる!
猫が本気の猫パンチを飼い主さんにしたときは注意が必要です。本気の猫パンチは小動物を一撃で倒してしまう威力があり、爪も出ていて危険です。
猫同士のケンカや狩りをするときに見られる猫パンチで、飼い猫が飼い主さんにすることはほとんどありません。
だからこそ、本気の猫パンチをされてしまったときは信頼関係の築き直しやしつけの見直しが必要です。
まとめ|猫パンチにはさまざまな意味があることをわかってあげよう!
今回は、猫パンチの意味や対処法をご紹介しました。
猫にとって猫パンチは、自分の気持ちを飼い主さんに伝える方法の1つです。
猫パンチの意味を理解して、猫がどうしてほしいのか、何を伝えようとしているのかをよく考えてあげましょう。