どんなに気を付けていても、猫が家から脱走してしまうことはあります。また、外に遊びに出た猫が帰ってこないということも。
いなくなってしまった猫を探すために、思い当たる場所に足を運ぶことはもちろんですが、チラシやポスター、SNSなどを利用して、迷子になってしまった愛猫が発見される確率を高めましょう。
そこで今回は、迷子猫のチラシの作り方やSNSを活用する方法をご紹介します。
いざそのときになると、焦ってしまってなかなか頭が回らなくなってしまうので、事前にしっかり予習しておいてくださいね。
迷子猫のチラシの作り方
不特定多数の人に猫を探していることを知ってもらうには、チラシやポスターを作るのが効果的です。
いろいろな場所に貼らせてもらうことができるだけでなく、チラシであれば1件1件のお宅にポスティングすることもできます。ここでは、チラシの作成方法を見ていきましょう。
チラシに必要な情報
- 猫の写真
- 猫の名前
- 猫の年齢
- 猫の性別
- 迷子札や首輪の色など
- 猫の特徴
- 迷子になった日時・場所・状況を簡単に
- 連絡先
- 自分の名前
チラシやポスターに必要な情報は上記の9つです。
チラシを見た人が、その猫だとわかるような特徴を書くことが重要です。
連絡先は電話番号だけにしよう
チラシはたくさんの人が目にするため、個人情報を悪用されないためにも、連絡先は電話番号だけにしておきましょう。
また、自分の名前も本名をフルネームで書く必要はありません。
謝礼を考えている場合の注意点
謝礼があることで、連絡をもらえる確率は高くなります。
しかし、トラブルにもなりやすいため、書き方には十分に注意する必要があります。
- 謝礼の詳しい内容(物品なのかお金なのか)は書かない
- 「発見につながる有力な情報をくれた人」を対象にする
- 「猫がみつかった場合に謝礼を渡す」ということを明確にする
謝礼が目的でウソの情報を連絡してきたり、ただ電話をすれば謝礼がもらえると思う人もいるため、チラシには明確に書いておきましょう。
悲しい事に、世の中には猫や猫好きの方を食い物にするような心無い方もいます・・・。混乱している心に付け込まれないように注意してください!
迷子猫のチラシはたくさん用意する
迷子猫のチラシはたくさん配る必要があるため、大量に用意する必要があります。
自分でプリント
自宅のプリンターや、コンビニなどのコピー機を利用する方法があります。
すぐに用意することができるため手軽で簡単ですが、水に濡れるとインクが滲んで見えなくなってしまうという弱点も。
室内に貼らせてもらうだけなら問題ありませんが、屋外に貼ったりポスティングや配るには不向きです。
自分でプリントを考えている人におすすめなのは、大阪市が無料で公開している迷子猫の捜索ポスターです。誰でも無料でダウンロードできますよ!
業者にお願いする
さまざまな印刷業者がありますが、業者にお願いするなら迷子猫のチラシやポスターに強い業者がおすすめです。
ねこてっくす:http://necotex.net/
迷子ペット.net:https://maigopet.net/
迷子猫チラシ総本店:https://maigoneko-chirashi.com/
注文した翌日や翌々日には届くスピード感はもちろん、どんなデザインが見つかりやすいかなど、これまでの経験からポイントを押さえて制作してくれるのは助かりますね。
もちろん、インクが滲むといったことはないので、屋外に貼っても大丈夫。大量に印刷してもらえるので、新聞の織り込みチラシとしても使用できます。
迷子猫のチラシ専門の業者さんがいる程、迷子猫は頻発しているんですね。このことから迷子猫は発生しやすい事が分かります。責任を感じてしまうかもしれませんが、ひとりで抱え込まないでください!
SNSを活用する方法
迷子猫の捜索には、チラシやポスターだけでなく、SNSも活用しましょう。
TwitterやInstagramに投稿
さまざまなSNSがありますが、手軽に見れて利用者の多いTwitterやInstagramなどに投稿しましょう。
「#迷子猫」「#猫探しています」「#迷子猫捜索中」「#拡散希望」とタグ付けして、作ったチラシを写したり、探す猫の情報を載せて投稿するだけです。
その投稿を見た人がどんどん広めてくれるだけでなく、猫がいなくなった場所の近くに住んでいる人が見て実際に捜索してくれたりと、実際に発見されていることもしばしばあります。
連絡がもらえるようにDM機能はONにしておこう
SNSに投稿する際は、ダイレクトメール(DM)機能をONにしておくことも忘れてはいけません。
電話番号を載せていたとしても、現在は電話が苦手…という人も少なくないと思います。
DMであれば躊躇することもなく、中には猫の写真や場所の写真も一緒に送ってきてくれる人もいるので、必ずDM機能はONにしておきましょう。
チラシもそうですが、誰が見ているかわかりませんので個人情報の取り扱いには十分に気を付けましょう!
まとめ|猫が迷子になったら周りの人にも探す手伝いをしてもらおう
今回は、チラシの作り方やSNSの活用方法をご紹介しました。
猫が迷子になって家に帰ってこないと、心配で気が気ではありませんね。
しかし、自分1人では探すにも限界があり、誰かに捜索をお願いするというのは頼みにくいものです。
チラシやSNSは多くの人が見てくれるので、発見できる確率もグッと高くなります。
迷子になった猫が1日でも早く家に帰ってこられるよう、チラシやSNSを活用してみましょう。