猫と一緒に暮らしていく上で、一番最初に教えてあげることはトイレの場所です。
トイレのしつけは難しいイメージを持つ飼い主さんも多いですが、コツを押さえておけば難しいものではありません。
そこで今回は、猫のトイレのしつけ方法についてご紹介します。
トイレのしつけで悩む飼い主さんは必見です!
猫のトイレのしつけは簡単!
猫はトイレをすぐに覚えてくれます。早い猫では1日、遅くても1週間もあれば覚えることができます。では、猫にどんなしつけを行えばいいのでしょうか。
トイレのサインを見逃さない
猫がトイレのサインを見せたら、トイレの場所に連れて行ってあげましょう。
猫のトイレのサインはそわそわとして落ち着きがなくなったり、床のニオイを嗅いだりしているときです。
寝起きやごはんのあと、水を飲んだあとや遊んだあとなどは特に注意して観察してください。
ニオイで覚えてもらう
最初のうちは、トイレで排泄ができたら排泄物のニオイがついた猫砂を少し残しておきましょう。
ほかの場所で排泄してしまった場合は、排泄物を拭いたティッシュなどをトイレに置いておくと猫がニオイでトイレだと気付いてくれます。
ただし、汚れたトイレを気にする猫には通用しないしつけの方法なので、猫の様子を見て判断してください。
トイレで排泄ができたら褒める
しつけの基本ですが、教えたことができたら大げさなくらい褒めてあげることを忘れてはいけません。
トイレで排泄ができたら褒める。これを繰り返すことで猫はトイレを覚えてくれます。
猫にトイレを教えるときの注意点
猫は比較的トイレのしつけが簡単です。しかし、トイレを教えるときに注意しなければいけないこともあります。
失敗しても怒らない!
トイレのしつけで一番大切なことは、猫がトイレに失敗しても決して怒らないことです。
大きな声を出したり体罰を与えてしまうと、猫はトイレをすることを怒られると思って排泄そのものを我慢してしまったり、隠れた場所で排泄してしまうことになりかねません。
粗相した場所はすぐに掃除
猫がトイレ以外の場所で粗相してしまったときは、無言ですぐに掃除をしましょう。
ニオイが残っているとまたその場所でしてしまうこともあります。掃除をしたあとは、ペット用の消臭剤などでしっかりニオイを消してください。
猫がトイレを覚えてくれないときは?
猫がトイレを覚えてくれないときは、どんなことが考えられるのでしょうか。
トイレが気に入らない
猫はトイレにこだわりがあるため、トイレそのものに不満があってトイレで排泄をしないことがあります。
トイレの設置場所やトイレの形、猫砂に至るまで見直してみるといいでしょう。
病気かも?!
どんなにしつけを頑張っても、猫がなかなかトイレを覚えない、失敗が多い場合は病気の可能性も考えられます。
猫は泌尿器系の疾患になりやすいため、排泄するときの猫の様子や排泄物を確認し、少しでも異変が感じられたら動物病院を受診するようにしましょう。
まとめ|猫のトイレのしつけに苦手意識は持たないで大丈夫!
今回は、猫のトイレのしつけ方法についてご紹介しました。トイレの環境が整っていれば、猫は自分でトイレを覚えてくれる賢い生きものです。
覚えてくれるまでのサポートだと考え、苦手意識は捨てて取り組みましょう。
また、猫はトイレにこだわりがあるため、なかなか覚えてくれないときはトイレ環境も見直してみてくださいね。