猫はおしっこもうんちもする生きものです。そんな猫のトイレの処理はどうしていますか?
特に猫のうんちなどはゴミ袋に入れておいても臭うことから、水洗トイレに流しているという飼い主さんもいるのではないでしょうか。
そこで今回は、猫のトイレの処理方法についてご紹介します。
普段何気なく行っている猫のトイレの処理方法をもう一度見直してみましょう。
猫のトイレの正しい処理方法!
猫のトイレの処理方法は、自治体によって異なります。住んでいる地域の自治体が猫のトイレをどう処理するように指示しているのか確認してみましょう。
燃えるゴミとして出す
「燃えるゴミとして出す」ことを指示している自治体では、うんちも猫砂も「生ゴミ」の日に出してください。
ビニール袋などに入れて口を閉じるのはもちろんですが、できればティッシュや新聞紙などでうんちを包んで見えなくすることをおすすめします。
また、猫のうんちの臭いは強烈なので、ビニール袋を2重にしたり、うんちの臭いが漏れない袋などを利用するといいでしょう。
水洗トイレに流す
「水洗トイレに流す」ことを指示している自治体では、うんちをトイレに流し、猫砂は燃えるゴミとして処理するようにしているところがほとんどです。
とは言え、猫のうんちをトイレに流すのはあまりおすすめできません。できれば燃えるゴミとして出すようにしましょう。
猫の排泄物を水洗トイレに流すとどうなる?
猫のうんちやおしっこが固まった猫砂を水洗トイレに流すと、どうなってしまうのでしょうか。
猫のうんちは水に溶けにくいから詰まる!
猫のうんちには猫の毛が混ざっていることや、水に溶けにくいことからトイレが詰まる可能性があります。
また、下水処理を行う仕組みそのものに何らかの影響を及ぼす可能性もあるため、猫のうんちをトイレに流すときは慎重に行わなければいけません。
猫砂が詰まる!
うんちについた猫砂や、おしっこの固まった猫砂をトイレに流すことで、こちらもトイレが詰まってしまう可能性があります。
特に節水型トイレの場合はタンクの容量が少なく水圧も弱いため、猫砂は流さないように注意してください。
また、家庭用浄化槽を使用している場合は、浄化槽が機能しなくなってしまうこともあるため猫砂は流してはいけません。
猫のうんちをトイレに流すときの注意点!
では、猫のうんちをトイレに流すときはどうしたらいいのでしょうか。
小分けに流す
猫のうんちをトイレに流すときは、一度に大量のうんちを流さないように小分けにして流しましょう。
うんち以外の猫砂は取り除く
うんちについた猫砂などはできる限り取り除き、うんちだけを流すように心がけてください。
猫砂にも工夫をする
最近では、トイレに流せる猫砂も販売されています。もちろん、トイレに流せる猫砂だからと言って大量に流せば詰まってしまいますが、うんちについた取り切れない猫砂くらいであれば流しても問題はありません。
まとめ|猫のトイレは正しく処理しよう!
猫が毎日使うトイレ。猫も人間も快適にトイレを使用するために、猫のうんちやおしっこの処理は正しく行うことが大切です。
自治体の猫のうんちや猫砂の処理の方法を確認するだけでなく、ゴミを処理してくれる人のことも考え、猫のうんちが見えないよう、臭いが漏れないようにの配慮も忘れないでくださいね。